それでも、さすがにずっとここにいるわけにもいかず、教室に戻る。


「統牙!どこにいたの?
今日遊んでくれるんでしょ?」


化粧のこい甘ったるい匂いをさせた女が
近寄ってくる。
自分をかわいいとおもってるんだろうが、
そこまでがんばるともはやおばさんだ。


〖あー、もう今日はかえる〗

「ええ!まってたのに!遊んでよ!」


うぜぇ。待ってるのはおまえの勝手だろーが。


〖また、今度なー〗


適当に流して帰ることにした。
今日はもう女で遊ぶ気分にはなれなかった。

そーいえばあいつの名前なんなんだ?

そんなことを考えていた。

side統牙 end