「いや!好きって言って!」


ユリは、子どもみたいに駄々をこねた。


はぁ、仕方ねぇな…


「ユリさん。好きです。」


ユリは、顔を赤くして…


「ソウで言わないでよ!

総夜で言って欲しいの!」


ソウではなく、総夜で言って欲しいと言ってきた。


「もう、なんだよ…


ユリ、好きだ…

ユリしか見れねぇよ。」


俺がそう言った瞬間、ユリは倒れた。

顔を真っ赤にして嬉しそうに笑っていた。