顔で選ぶんじゃねぇー!!


私は、総夜から離れたくて走った。


「あっ、おい…ユリ!」


なんで、なんで可愛いって言ってくれないの…

総夜に少しでも思われたくて、頑張ってお洒落したのに…


モデルなんだから似合うって…

そんなの期待してたんじゃない!


私は近くにあった公園のブランコに乗って泣いた。

酷い酷いよ、総夜のバカっ!


「お姉さん、どうしたの?

俺が慰めてあげようか?」


男が私に話しかけて、肩を厭らしく触ってきた。