顔で選ぶんじゃねぇー!!


「それは、そうと…

これ、どうしますか…?」


徹平は、もう一冊雑誌を見せてきた。


「はぁ…


こういうのがあるから、俺は…

芸能界を引退したいんだよな…」


俺は、ため息を吐いて…

雑誌を俺が乗っている座席の後ろに放り投げた。


「マジで、勝手なことするなよな…社長…」


「あはは…」


徹平は、苦笑いをし何も言わなかった。


その雑誌に載っていた記事には…

『ソウ、Missと曲発売!?』

と書かれていた。