本当に、どういうつもりだ…

俺を下の名前で呼ばしたら…


ソウに誤解されると思わねぇの?


「なら、ユリって呼ぶ。」


「うん!!」


男どもは、ユリちゃ~ん…と嘆いていた。



あとから、女…ユリに聞いてみると…


「今、みんな私に壁をつくっているから…

あんた、総夜や…
他の人の名前を下で呼びあうことで…

みんなの壁を少しずつなくしていくの。


このクラスで人気者になれば…

ソウの私に対する印象が良くなるでしょう?」