良く分からないけど、どうでもいいことというか。
分かりきったことを聞いてくる女の子に対して【アホの子】と名付けた。
「おいおい、やめろよ。そんなの学校側しかわからねぇだろー。」
「むむっ。たっつんうるさいわね!」
「梓(あずさ)よかうるさくねぇよ!?」
「……。」
梓と呼ばれた女の子の左となり。
ああ、昔からの友達なんだなと感じさせる雰囲気。
ますます仲良くなれそうにない……。
「もー、やめなさい。作者も主人公も貴方達の扱いに困……。」
「ゆっきー! メタいよ!」
「……。」
良識かと思えばメタ要員。
ゆっきーと呼ばれた女の子……?は左斜め後ろの席だ。
その右となりの男の子は口を開く。
「アンタら騒がしいでぇ。裂いたろか? ん?」
……ニコリと黒い笑顔を浮かべていた。


