冬恋~あなたと出会えて~










今日は人は確実に少ない。




なぜなら財閥の貸切日だからである。




私も城野財閥の長女、ということで入れるし、透子も藤崎グランドホテルの一人娘である。




今回貸切になるのはシーだけ。




「透子、今日は楽しもーねっ!」




「もちろんっ!」




「透子はカチューシャどっちにする?」




「ミッキー!」




「じゃあ私はミニーにしよーっと!」




久しぶりの透子とのディズニー。