冬恋~あなたと出会えて~











予選会が終わってからより一層練習に熱が入った私たち。

毎日一生懸命練習して、時にぶつかる日もあった。

だけど、ぶつかったままにしないで毎回ちゃんと解決して、前に進んだ。

今の1-Cは最高のクラスだと思う。






「えー、今日は本選です!

俺らが選ばれたのはまぐれじゃないってこと、芸能科の奴らに見せつけてやろうぜ!」





気合い、入り過ぎな気がする。

今回も亮輔のくじ運が悪いのかよいのかオオトリ。





「凜那は、1-Cが一番の、最高に団結してるクラスだと思ってるから…。

このクラスなら凜那頑張れるから、だから一緒に頑張ろうね?

予選会通過できたのもやっぱり心がひとつになってたからだし、一生懸命練習したからで、芸能科が言ってるまぐれなんかじゃないから。

凜那と亮輔に皆がついてきてくれたから、ここまでこれて、この舞台に立てるんだと凜那は思ってる。

このメンバーで出る合唱祭は最初で最後だから、よりよいものにしましょう。

今日もよろしくお願いします!」