冬恋~あなたと出会えて~











「はぁ…、緊張するね。」





自由曲のピアニストに立候補し、本番前にガッチガチ。

しかも1-Cは1年の中でオオトリだから余計に緊張。





「まだ予選会なんだからリラックス。」





そう、あまりにもクラスが多すぎるから予選で一学年5クラス選ばれるの。





「お前いっつも間違えないんだから、大丈夫。

歌だって、皆練習したんだから。

芸能科のクラス蹴落としてぎゃふんと言わせてやろうぜ。」





「凜那、透子たち凜那のピアノ信頼してるんだから、自信持ってよね。」





「…うん、頑張る。」