「お、スウィキャンが揃ってるやん。」





「KINGの皆さんこそ揃ってるじゃないですか。」





「今回、よろしく。」





「シャッフルやるんですよね?」





「もちろん。」





廊下でギターを持ち歌う私。





そして遠くから見ているのがドラムの蒼(アオイ)さん、ベースの愛(アイ)さん、キーボードの薫(カオル)さん。





「KINGにおいでよー。」





「スウィキャンは私のマイホームなので。」





微笑みながら丁重にお断りしていると昴先パイが現れて、急に私の腕を引き、





「こいつ、俺のやから。」





と、言い放った。