「自分髪の毛びちょびちょやん、タオル貸し。」 「いやっ、大丈夫ですって。」 「やかまし、はよ貸せ。」 乱暴ながらもちゃんと拭いてくれる。 「立って。」 立たされ連れて行かれた先は洗面所。 ドライヤーを持ち、またまた乱暴に乾かしてくれる。 「ありがとうございます。」 「どういたしまして。 …さ、寝るか。」