もう全員揃っていた。





「体育祭お疲れ様ぁ!」





それぞれが話しだす。





「ねぇ、凜那。」





「はい?」





「凜那、昴のこと好きでしょ?」





「え、私好きな人いませんよー?」





「まったく、素直じゃないんだから。」





「澪は隼哉先パイのこと好きなんだよねー?」





「ちょっ、何言ってるの!」





「澪素直ー。」





澪先パイは真っ赤になっている。





「昴って好きな人いるのー?」





「おる、よ。」





「同い年?」





「それは言わへん。」