残骸に近寄りとりあえず応急処置でどうにかなりそうなものを無言で直すことにする。

誰も手伝わないだろうけど仕方がない、やれるところまでは頑張ろう。





「凜那、会議…って、それどころじゃないみたいだね。」





「千紘先パイ…すいません、隼哉先パイに伝えといてください。」





「了解しました。

ところで、なんで手伝わないの?」





「私の管理方法がよくなかった結果こうなってしまったので自己責任です。

クラスのカギを借りて施錠しておくべきでした。」





「全クラスそんなことしてないよ。

それに、被害にあったのはこのクラスだけじゃない。

責任者に任せておいて言われたことだけやって何か問題が起きたら責任者のせいにして…最低だね。

1回生全クラスこの有り様だよ。

ココ以外はちゃんと協力してるけどね。」