冬恋~あなたと出会えて~










でもまだ私の悲しくて辛い過去は終わらない。





私が小等部6年生の時。

駅までの道を歩いていたら知らない男たちに囲まれた。





『お嬢ちゃんは城野財閥の娘だよね?

おっと、逃がさないよ。

俺らにいい思いさせてもらうんだから。』





私はまだ忘れられていない。

あの男たちにされた感触もまだ生々しく残ってる。