好き…とは、言ってくれない。

少し、残念な気持ちが顔に出てしまったようで

「どうしたの?うめ、大丈夫?」

心配をかけてしまった。

「ううん、大丈夫!食べよう」

「すぐ、溜め込むからな〜。
なんでも、言ってよ?」

「うん!」


好き…ということがもし嘘だとしても、少しだけこのままでいたいと思った。