私が頼んだのは、たらこスパゲティとガーリックトースト、そして、ミルクティー。

新は、ハンバーグにライス、そして、メロンソーダ。

本当は、ハンバーグが良かったけれど、綺麗に食べたいから、やめた。

そして、料理が運ばれてくるまでドリンクを飲みながら
、また、雑談をし始めた。


初めに運ばれてきたのは、私のスパゲティ。

次に、ハンバーグとライス。
最後にガーリックトースト。

2人で一緒に食べ始めた。

「「いただきます」」


「んー!やっぱり肉はうまい!」

「ふふっ、スパゲティもおいしいよ?」

「じゃあ、ひとくちあげるから、ひとくちちょうだい?」

まさか、そう来るとは考えていなかった。

「う、うん!」

もちろん

「あーん」

だった。

「ふふっん、おいしい!
ハンバーグは、最強だね」

「だろ?……ん、

スパゲティも…うまいな!」

「ね!」

「あ、たらこソースついてる」

そう言って、私の唇の端を指ですくって、自分の唇へと運ばれた。

すぐさま、私の顔はあつくなった。

そして
「かわいい!」

そう新が言った。