ドスッドスッドスッ…



私は、身長162cm体重78kgのれっきとしたデブ女子高校生、石沢真由でございます。




「デブが来たぞー!」


「逃げろー!」



はいはい。何でも言ってくださいよ。


小中高ずっとデブだったから、悪口には慣れてる。



ガラガラガラガラ…



「おはよう。」



かと言って、見方がいないわけでもない。


「真由〜!また悪口言われたのー!?」

「たく、男子ならまだしも女子も言うとはね〜。」


私の唯一の見方、親友(自称)の亜美!!



亜美は、悪口を言われてる私をいつも助けてくれる。



「ちょっとあんたたち!何考えてるの?!バカじゃない?!」


こんな風に、いじめてきた奴にも言ってくれる。



私は、亜美がいればこの高校生活は楽しくやっていけそうだとずっと思っていた。