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「____ったぁ…っ、!!」
「麻耶?」
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校門まで後少し。
そんな時、麻耶が道路に
座り込み心臓のあたりを抑える。
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「ん、なんでも…ない。」
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顔をしかめ笑みを浮かべる麻耶。
「笑えてないよ。」
そうつぶやき、
しゃがみこむと目をそらされる。
「本当、大丈夫だから」
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ふらふらになりながら
校門まで歩き始める麻耶。
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「大丈夫かよ。」
「大丈夫、だから、」
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胸のあたりを抑えつつ
苦しそうに呟いた。
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