獣カノジョと草食デンパくん

やーん、唇マシュマロみたい!

ずぼっ

ゆいたの口が半開きだったせいで、突っついてた指が中に滑りこむ。
いっけね手が滑った♡

「んうっ!……ユ、キ…?」
「!ご、ごめん…起こしちゃったかな?」
「…の金玉…獲ったどオオオオ」
「ねぇよ。」

いつまで私=金玉の図を引っぱっるのかな。
一発かまそうと手を振りかざす。
けど、あまりに警戒心の無いその顔に脱力してそのまま額に手をのせた。
暖かい。
薄笑い浮かべている…カワイー。

なんで好きなのかとか、
なんで気づいてくれないのとか、
どうでも良くなってきた。

ゆいたの幼馴染って特権だけで私、
生きていけるかもしれない!

うざい顔もうざい性格もやっぱり全部ウマイ。…あれ、ひょっとして今私、超はずかしい奴?