御園生は後ろの建物へと姿を消し、その場に残った藤宮くんを交えて会話が進む。
みんながみんな弓道部だったこともあり、藤宮くんを知らない人間はいない。さらには同級生という変な親近感が湧いたのか、全国模試の話へと移行していた。
二学期の全国模試は藤宮が上位を占める。それにはどうやら理由があったようだ。
「模試の平均が八十点以下の人間は後夜祭参加権が得られないから」
「えっ!? 文化祭の後夜祭にまで成績関係すんのっ!?」
「それが何か?」
「いや……やっぱ藤宮って半端ねぇ……」
「俺、女子はいないけど海新で良かったわ。藤宮に入れたとしても後夜祭参加権得られる気がしない……」
下田とハルがうへぇといった顔をする。対する藤宮くんは見るからに面倒くさそうな対応だった。
あまりにもしんとしたから、
「二学期はさ、藤宮の人間に上位独占されちゃうから、うちの学校は打倒藤宮!』になるんだ」
そんなふうに言ってみたけれど、「へぇ」の一言で片付けられた。
みんながみんな弓道部だったこともあり、藤宮くんを知らない人間はいない。さらには同級生という変な親近感が湧いたのか、全国模試の話へと移行していた。
二学期の全国模試は藤宮が上位を占める。それにはどうやら理由があったようだ。
「模試の平均が八十点以下の人間は後夜祭参加権が得られないから」
「えっ!? 文化祭の後夜祭にまで成績関係すんのっ!?」
「それが何か?」
「いや……やっぱ藤宮って半端ねぇ……」
「俺、女子はいないけど海新で良かったわ。藤宮に入れたとしても後夜祭参加権得られる気がしない……」
下田とハルがうへぇといった顔をする。対する藤宮くんは見るからに面倒くさそうな対応だった。
あまりにもしんとしたから、
「二学期はさ、藤宮の人間に上位独占されちゃうから、うちの学校は打倒藤宮!』になるんだ」
そんなふうに言ってみたけれど、「へぇ」の一言で片付けられた。



