「翠に何か?」
……えぇ、ですから、御園生に用があるのであって、君に用はないんだけども――。
しかし、そんなことを面と向かって言えるわけでもなく、気づけば御園生が間に入ってくれていた。妙に慌てたふうで、
「ツカサっ? あのね、鎌田くんは友達なの」
ただ友達って言われただけ――それでも、俺にとってはすごく嬉しい一言で……。
俺、御園生に友達って思ってもらえてたんだ。
そのことだけがひどく嬉しくて、なんか一気に心が緩んだ。
「御園生、クラス教えて? これ、投票するから」
校門でつけられたブレスレットのバーコードを見せると、
「あ、一年B組のクラシカルカフェ。私、午後の二時間はクラスに戻るから、もし時間があったら寄ってね」
と、笑みを添えて答えてくれた。
御園生が、笑ってくれた――。
……えぇ、ですから、御園生に用があるのであって、君に用はないんだけども――。
しかし、そんなことを面と向かって言えるわけでもなく、気づけば御園生が間に入ってくれていた。妙に慌てたふうで、
「ツカサっ? あのね、鎌田くんは友達なの」
ただ友達って言われただけ――それでも、俺にとってはすごく嬉しい一言で……。
俺、御園生に友達って思ってもらえてたんだ。
そのことだけがひどく嬉しくて、なんか一気に心が緩んだ。
「御園生、クラス教えて? これ、投票するから」
校門でつけられたブレスレットのバーコードを見せると、
「あ、一年B組のクラシカルカフェ。私、午後の二時間はクラスに戻るから、もし時間があったら寄ってね」
と、笑みを添えて答えてくれた。
御園生が、笑ってくれた――。



