「高杉さーーん!お客様だよーー」

クラスメイトの誰かが呼ぶ。
仲間とか、
青春とか、
団結とか、
分かち合いとか、

そんなの、必要性を感じない。
それでもこーやって従うのは、
空気を壊さないため。
なるべく敵を、増やさないため。

「はい。わかりました。」

ほら。こうやって…