オレは今日、夢を失った
オレは、陸上の大会で派手に転んで足を折ってしまい、しばらく入院することになった。
そして、もう、走れないと言われた
「…走れないってどうゆうことですか?!」
兄貴…そんな大声病院で出すなよ…
「ヒデは…ヒデは!陸上選手になるのが夢なんですよ?!なのに、走れないって…」
「本当に申し訳ございません…」
「…どうにかならないんですか?」
「今の医療技術では、足を治らすことしかできません。走れる足にできるほど今の医療は進んでいません。」
「もう…いいですか?オレ、陸上やめる機会が欲しかったし。ちょうどいいじゃんか。兄貴…オレの部屋にある陸上関係のものは捨ててくれ。」
「ヒデ…お前は…」
「いいって言ってんだろっ?!」
オレは兄貴被せるように大声で言った。
兄貴は、スゲー驚いた顔をしている。
「ごめん…でも、本当にもうなにもいらないから。」
「ああ…」
兄貴はスゲー悲しそうで今にも泣きそうな顔をして返事をした。
オレは兄貴の返事を聞いてから病室に戻った。
オレの病室は408号室。
ここの病院は一階一階が高いから四階は見晴らしがいいぐらい高い。
オレ…高所恐怖症なんだけど…
「ま、兄貴が考えたんだろうな。いい眺めいい画になるし」
そう。オレは陸上ともう一つ好きなことがある。
写真を撮ること
前はよく兄貴と一緒に夕焼けの海を撮りに行ったりしてたっけ。
「…また、いい画を撮りに行けるかな…」
あ…オレなに考えてんだろ。
別に死ぬわけじゃないし、歩けるから行けるだろ。
ただ…走れないだけで…
「あああああ!もうっ!オレってこんなにネガティブだったっけ?!」
はぁぁぁぁぁ…さっきからため息しかでてねえよ…
「…ん?あれ??」
オレはへんなことに気づいた。
さっきまで空いていた窓がしまっていたのだ。
「え…まさかのここ、デル感じ?」
いやああ!それはないよな!
オレは別にぃ?怖くねえし?!
ガタッ
「ひっ!」
なんか、後ろで物音が…
オレは恐る恐る後ろを向いて見た
目をつぶって…
「……」
あ、なんかいる…
ヤバイ…気になる…目開けてもいいよな?別にどうせ兄貴だろ!絶対…きっと…
パチリ
「……うわああああああああああああああああああああああ?!」
「きゃああああああ?!」
目を開けたら目の前に黒髪で前髪がパッツンんでなんか…いかにもお化けですっ!って子がいるううううううううう?!
「って、え?“きゃああああああ?!”…人間?」
「当たり前でしょっ?!なんで幽霊にならないといけないの?!」
全く失礼ね!って言って女の子はプンスカしながらオレのベッドに横たわった。
「おい…それは、オレのベッドォォォォォォォォォォ?!」
「なによ!うるさいわね!」
だって、だって…!女の子の方見たら…
「足が透けてるんですけど?!」
「は?お化けなんだから当たり前でしょ?」
あー。お化けなのね。なる〜
「ってなるかあああああ!」
「なるわよ」
「さっき違うって言っただろ?!やっぱり幽霊なんじゃねえか!」
「あたしは生きてますぅ!ただの生き霊ですぅ!」
「生き霊…?」
「そう。上の階の508号室にいる女の子の生き霊♪」
「どのみち幽霊じゃんかあああああああああああ!!!!」
「あー、そうかもね♪」
「おおおおおおいいいいいいい!!」
マジで誰か!この意味のわかんない奴をどうにかしてくれええええええええ!!!!
オレは、陸上の大会で派手に転んで足を折ってしまい、しばらく入院することになった。
そして、もう、走れないと言われた
「…走れないってどうゆうことですか?!」
兄貴…そんな大声病院で出すなよ…
「ヒデは…ヒデは!陸上選手になるのが夢なんですよ?!なのに、走れないって…」
「本当に申し訳ございません…」
「…どうにかならないんですか?」
「今の医療技術では、足を治らすことしかできません。走れる足にできるほど今の医療は進んでいません。」
「もう…いいですか?オレ、陸上やめる機会が欲しかったし。ちょうどいいじゃんか。兄貴…オレの部屋にある陸上関係のものは捨ててくれ。」
「ヒデ…お前は…」
「いいって言ってんだろっ?!」
オレは兄貴被せるように大声で言った。
兄貴は、スゲー驚いた顔をしている。
「ごめん…でも、本当にもうなにもいらないから。」
「ああ…」
兄貴はスゲー悲しそうで今にも泣きそうな顔をして返事をした。
オレは兄貴の返事を聞いてから病室に戻った。
オレの病室は408号室。
ここの病院は一階一階が高いから四階は見晴らしがいいぐらい高い。
オレ…高所恐怖症なんだけど…
「ま、兄貴が考えたんだろうな。いい眺めいい画になるし」
そう。オレは陸上ともう一つ好きなことがある。
写真を撮ること
前はよく兄貴と一緒に夕焼けの海を撮りに行ったりしてたっけ。
「…また、いい画を撮りに行けるかな…」
あ…オレなに考えてんだろ。
別に死ぬわけじゃないし、歩けるから行けるだろ。
ただ…走れないだけで…
「あああああ!もうっ!オレってこんなにネガティブだったっけ?!」
はぁぁぁぁぁ…さっきからため息しかでてねえよ…
「…ん?あれ??」
オレはへんなことに気づいた。
さっきまで空いていた窓がしまっていたのだ。
「え…まさかのここ、デル感じ?」
いやああ!それはないよな!
オレは別にぃ?怖くねえし?!
ガタッ
「ひっ!」
なんか、後ろで物音が…
オレは恐る恐る後ろを向いて見た
目をつぶって…
「……」
あ、なんかいる…
ヤバイ…気になる…目開けてもいいよな?別にどうせ兄貴だろ!絶対…きっと…
パチリ
「……うわああああああああああああああああああああああ?!」
「きゃああああああ?!」
目を開けたら目の前に黒髪で前髪がパッツンんでなんか…いかにもお化けですっ!って子がいるううううううううう?!
「って、え?“きゃああああああ?!”…人間?」
「当たり前でしょっ?!なんで幽霊にならないといけないの?!」
全く失礼ね!って言って女の子はプンスカしながらオレのベッドに横たわった。
「おい…それは、オレのベッドォォォォォォォォォォ?!」
「なによ!うるさいわね!」
だって、だって…!女の子の方見たら…
「足が透けてるんですけど?!」
「は?お化けなんだから当たり前でしょ?」
あー。お化けなのね。なる〜
「ってなるかあああああ!」
「なるわよ」
「さっき違うって言っただろ?!やっぱり幽霊なんじゃねえか!」
「あたしは生きてますぅ!ただの生き霊ですぅ!」
「生き霊…?」
「そう。上の階の508号室にいる女の子の生き霊♪」
「どのみち幽霊じゃんかあああああああああああ!!!!」
「あー、そうかもね♪」
「おおおおおおいいいいいいい!!」
マジで誰か!この意味のわかんない奴をどうにかしてくれええええええええ!!!!

