やさしい手のひら・後編

「優くんいました」

公園で待っていた夏希先生に駆け寄った

「よかった。優くんいてよかった」

夏希先生も安心したようで笑顔を見せる

「かっこいいおにいちゃんがたすけてくれたの」

「かっこいお兄ちゃん?」

「うん」

夏希先生が私を見て首を傾げる

「あみせんせいのしってるひとなんだよ」

「亜美先生、ほんと?」

「あ、はい。…知り合いが優くんを連れて来てくれたんです」

「優くん、助けてもらってよかったね」

「うん」 

ニコニコ顔の優くんに私も夏希先生もホッとし、待たせてしまった園児達と幼稚園へ戻って行った

園児達が帰ったあと、私は教壇の前でボッーとし、健太に言われたことを考えていた