私は許してもらえたことが嬉しくて、自分から新くんにしがみ付いた

「新くん…ありがとう」

「お前の我が儘にはもう慣れたよ」

そう言って私を抱えて部屋に入る

「えっ…どこ行くの?」

「うん?ベット」

「ちょ、ちょっと待って」

「待てない」

私をゆっくりベットに寝かせ、新くんはTシャツを脱ぎ捨てた

そして真上に来て

「他の男の所に行く罰」

ニヤッと笑い私の唇を奪う

「新く…ん…ンッ」

最初は角度を変えながらゆっくりだったキスがだんだん激しくなる

「ンッ…」

息が苦しくて新くんの胸を押すが、すぐ腕を掴まれてしまう

「今日は寝かせないから」

そう言った通り、新くんは何度も何度も私を快楽の地へ追い込み、私の体に愛を刻んだ

「亜美」と呼ぶ声が遠ざかって行くのを最後に私は楽園へと導かれていった