並んで座っているソファ。 紬さんは、微妙に空いていた距離をすっと詰めると、膝の上に置いていた私の右手をそっと掴んだ。 そして、空いている手で私の頭を抱き寄せ、唇を寄せた。 お互いの唇を何度か掠め合わせる。 私を気遣うような、探るようにも思える儚さを感じる紬さんの動きに、不安を覚える。 理美さんが修さんと兄妹ではないと言っているけれど、それは一体どういうことだろうか。 何度か瞬きを繰り返し、紬さんに問いかける。 それに答えるように、紬さんが口を開いた。