それがどれほど幸せなことか、私にはわかりすぎるほどわかる。
「言っておくけど、修がどれだけ瑠依の好みの見た目でも、もう俺が瑠依の旦那になったんだし、俺が瑠依を幸せにするんだからな」
「そんなのわかってるよ。修さん、修さんって、気にし過ぎだよ?」
「いや、わかってるならいいんだ。理美が修と瑠依を結婚させようとしていたのを見ていたから気になるっていうか」
苦々しげに呟く紬さんと視線を合わせる。
すると、どこか不安げなそれと絡み合う。
いつも強気な態度で勢いよく物事を進める紬さんが、どこか弱気に見える。
修さんって人のことを必要以上に気にしているようだけど、その理由がわからない。

