「はい、これでも羽織っててください。」
「あ、ありがと…」
宮本くんのジャージ、後輩だけどやっぱ男の子で大きくてあったかい。
とりあえず髪の毛しばろう。
私は基本、おろしてるけど体育のときとかは縛るからいつもゴムを持っている。
「〜〜っ、センパイ、あーもうっ!」
そう言って宮本くんは、
ーー私の首に噛り付いた。
いや、痛くないから甘噛みっていうの?
てか、今はそんなことはどうでもいい。
「やっ…宮本くん…?」
「センパイ、簡単に男にうなじを見せないでください。無防備すぎます。」
無防備…?これが普通なんだけどな。
そう思ってるけどそんなことは言えない。

