「いま…うぇっくしょーーーん!」

今、盛大にくしゃみをしたのは性格には似ても似つかない黒髪ロングで若干お口が悪いこの団の団長である
―神城 暦己―

「どうしたのコヨちゃん。風邪?」

「団長でも、風邪ひいたりするんだな。」


「どーゆう意味だ!コラ!!!」


今、暦己の心配をおそらくしているであろう彼女はこの団の副団長であり双子の姉
―神城 祈理―
(ちなみに髪は天パです。禁句だよ☆by暦己)

そして、次に団長をバカにしたのがこの団の自称天才科学者
―風間 天馬―


「まあまあ、コヨちゃん

風邪じゃないなら早く続き読んよ

札、とれないから。」


札、と聞いてピンと来た人もいるであろう。
いま、彼女たちは百人一首をやっているのであーる。


「ごめんごめん。誰か噂でもしてたのな…
ミー有名だk「早く読め」…いまはただ…「ハイッ!」はやっ!?」



「うわ~好きな札だったのに!祈理、早すぎ…」


「立夏が遅いんだよ~」



「てゆーか、祈理あと一枚じゃん」