私の気持ちだけ違う

『夏帆ッ!!見てー!たいき君!』
そう言って遥の指差す先には私の幼なじみの山田たいきがいる。

『あ、ほんとだ。あいつサッカー部の部長になったらしいよ。今度部長になったんでしょ?って聞いてあげたら?』
私はチラッと運動場にいるたいきを確認してなにもなかった様に弁当の続きを食べ始める?

『もー!夏帆はいいよねー?あんなイケメンのたいき君と幼なじみなんてー!羨ましい限りだよ。』
プクっと頬を膨らませて怒ったふりをする遥をプッと笑う。

『なに笑ってんのよ!もぅ!夏帆のバーカ!卵焼きもーらい!』
『え!ちょ!なにしてんのー!もう!』

なんて言って笑い合いあいながらふと窓を見るとたいきと目が合う。
たいきはニコニコしながらこっちへ手を振る。
私はまぁ、無視だよね。笑

だって遥かに勘違いされたらチョッカイだされるもん。笑