「おい」

「んー??」

後ろを振り返った先にあったのは、美少年の顔

「あ、朝の人…あの時はすみませんでしたぁぁ。・゜゜(ノД`)」

「朝の人じゃねーし。お前入学式の挨拶聞いてなかったのかよ!!神沢蓮だ」

「聞いてませんでしたよ、悪かったですねー!!って蓮ってあのきゃーきゃー言われてた人?」

「人聞きわりーなー!確かにそうだけど…モテるやつは困るわー笑
どーせお前もだろ?」

「お前もって何ー?嫌味なんですか?!私が不細工なことについての嫌味ですか!そうですか、さよーなら!」


「おい、!」

私はつい、イラついてその場を去った

「無自覚とか反則だろ…」
なんて言ってたのも、知らずに。