「っふぁ~。あー、笑った、笑った。店員さん。この人ね、暴力団関係者じゃないよ~。これでもれっきとした、警察だよ。見えないよね~」


「け、警察!?」


まさかの、警察?!

嘘でしょう?

「す、すみませんでした!では、10名様ですね、少しお待ちください」

そう言い、私は席を確認しに行く。

丁度、座敷が空いていた。


「こちらへどうぞ。先ほどは申し訳ありませんでした」

「気にするな」


「ごゆっくりどうぞ」