あたしの彼氏は…


重なる唇…
 
触れ合ってる肌が熱を帯びて
 
 
 
 
思考が停止する
 
 
 
ギュルルルル~
 
 
「っ!!!!?」
 
あ、あたし?嘘でしょ
恥ずかしくて顔見れない…
 
 
「くーくっくっくっくっ」
 
せ、先輩笑ってる?
 
「あっはっはっは、お前
外さねーな。たまんねーわ」
 
「そ、そんなに笑わなくても…」
 
「しかし、ここまで邪魔されるとは旅行までヤるなって言うお告げかも…。よし、旅行まで我慢するか」
 
「え?」
 
確かに旅行先で、なんて絶対いい思い出になるけど…我慢て…キスも?
 
 
 
先輩の顔を見るとあたしの考えが読めたのかニヤニヤしている