♡seesaw♡

「俺で良ければ,いつでも相談のるから。話してくれない?」

思いきって
三枝にそう言った。

その時ちょうど

教室に着いた。

「おい。三枝っ!!こっちこっち。」

数人の男女に呼ばれると、

俺の持っていたパンを全て抱えて、

そこへ向かっていった。


「あ、はい。頼まれてたパンです。あと全部で1000円です。」


「サンキュー!ってか
誰が金返すって言ったの?馬鹿じゃん笑笑」


「私たち、買ってきてって言ったんだよ?地味子に金返すだなんて一言も、言ってないんですけどぉ一(笑)」


「え、でももうお金なi…」

「知らないよ。そんなこと」

キャハハハ…
そう笑う男女に

三枝は笑いも怒りもしなかった。