星夜景

私はなんの
迷いもなく
祐司を追いかけた。

祐司の走りが
だんだん遅くなって
足を止めた。

私は、

「どうしたの?
卵焼きまずかった?」

祐司は
そっと首を
ふった。

「うまかったよ。」

私は祐司を見た。

祐司は
上から降ってくる
桜を見た。