「大丈夫。殴らないよ。さ、教室に行くよ。高梨の机に書かれた落書きとか靴箱とか回ってこないとね。」 高梨の物全てになんか書いてあったような気がしたし。 「あ、松島。またパシリに使うのは悪いけど、人数分の雑巾とバケツを2。頼むわ。」 「ヘイヘイ。」 だるそうに職員室に向かって歩き出した。 なんだかんだ言ってもちゃんと言ってくれるんだよね。