「で、どれくらいやるつもりだったわけ?」
「あいつがオレらに頭下げるまではって・・・三島が。」
また三島かよ。
絶対、何が何でも自分の否を認めないみたい。
「チッ。三島三島ってお前は何もしてないって逃げる気なのかよっ。それを見て見ぬふりしてしたがってたお前も同罪なんじゃねーのかよっ。人の人生に口出して、原因があたし?ふざけんなよ。」
武田は目を丸くしている。
いつの間にかあたしは武田のシャツを掴みあげていた。
はたから見たらきっとあたしが武田をいじめてるかカツアゲしてるかのどっちかにしか見えないんだろうな。
