「ナツメっ。どゆうこと?」
教室に入ると、高梨の机に落書きが書かれていた。
高梨の荷物はあるのに教室に姿はなかった。
「何か昨日のやり取りが・・・男子の反感を買っちゃったみたい。特に花菜ファンの男子たちが・・・。」
あたしのファン?
そんなのいたの?初耳だわ。
どうせオタク系のもの好きでしょ。
そこに5人くらいの男子がぞろぞろ歩いてきた。
「マジで傑作だよな。」
「マジ受ける!」
こいつらか。
「オタク系のもの好きにはみえないけどな。」
「え?オタク系・・・なにいってるの?花菜。」
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