因縁の恋人




ひとりっぼっちの世界から抜け出したくて必死にもがいてるだけなのに。







家族も皆『ずる』だって言う。






誰も分かってくれなかった。





皆には『ずる』でも、あたしには必要なんだ。




何もいらない。



ただ頷いて話しを聞いてくれ人が欲しかった。


あたしがもがいてるのに気付いて欲しかった。






たったそれだけなのに・・・。














あたしは初めて自ら『命なんていらない』思った。