「あ、あの…!」
「やっぱり冷たい」
そう言って江崎課長は意地悪そうに笑った。
その意地悪そうな笑顔に負けた私。
「…実は10分ぐらい前から立っていました」
あっさり白状してしまった。
いや、あれだけじっと見ていられると答えないわけにはいかないでしょ…。
江崎課長はやっぱりなという顔をして、両手を引っ込めた。
「待っていてくれるのは凄く嬉しい。しかし、そんなことをしていたら風邪をひくかもしれないだろう?」
「…ふふっ」
「何で笑うんだ」
「いや、だって…」
なんか真剣そうに言う江崎課長…お母さんみたいなんだもん。
江崎課長の新たな面を見れてちょっと、いや凄く嬉しい。
そう思うと、顔がにやけてくるし笑いも出てくる。
しばらくの間、笑いが止まらない私に江崎課長は困りながらも微笑んでくれていた。
「やっぱり冷たい」
そう言って江崎課長は意地悪そうに笑った。
その意地悪そうな笑顔に負けた私。
「…実は10分ぐらい前から立っていました」
あっさり白状してしまった。
いや、あれだけじっと見ていられると答えないわけにはいかないでしょ…。
江崎課長はやっぱりなという顔をして、両手を引っ込めた。
「待っていてくれるのは凄く嬉しい。しかし、そんなことをしていたら風邪をひくかもしれないだろう?」
「…ふふっ」
「何で笑うんだ」
「いや、だって…」
なんか真剣そうに言う江崎課長…お母さんみたいなんだもん。
江崎課長の新たな面を見れてちょっと、いや凄く嬉しい。
そう思うと、顔がにやけてくるし笑いも出てくる。
しばらくの間、笑いが止まらない私に江崎課長は困りながらも微笑んでくれていた。

