連れてこられたのは、6階のやっぱり非常階段。
確かに誰もいないし通らないし、話をするならうってつけだけど。
江崎課長と二人きりとか…心臓もたないって。
「仕事中に私情挟んで悪いが…」
「私情、ですか?」
「あぁ。笑わないでくれよ?」
「はい…?」
少し困惑した顔の江崎課長に、こちらまでもが困惑してくる。
江崎課長は一度溜め息をついて、じっと私を見つめた。
その目に心臓が大きく音を立てて、はねたのは言うまでもない。
「原に嫉妬した」
…。
え、嫉妬?
ヤキモチってことですよね?
江崎課長がヤキモチを妬いてくれたんだ…。
なんかすごく嬉しいんですけど。
無意識に顔がにやけてくる。
「仕事だってことは分かっているが、原に笑顔見せる千夏に、ここが会社だということを忘れそうになった」
そう言って江崎課長は困った風に笑った。
わぁ…。
どうしよう…江崎課長の困った笑顔なんか可愛いなぁ。
さすがに失礼かな?でもなんか可愛いんだよねー…。
確かに誰もいないし通らないし、話をするならうってつけだけど。
江崎課長と二人きりとか…心臓もたないって。
「仕事中に私情挟んで悪いが…」
「私情、ですか?」
「あぁ。笑わないでくれよ?」
「はい…?」
少し困惑した顔の江崎課長に、こちらまでもが困惑してくる。
江崎課長は一度溜め息をついて、じっと私を見つめた。
その目に心臓が大きく音を立てて、はねたのは言うまでもない。
「原に嫉妬した」
…。
え、嫉妬?
ヤキモチってことですよね?
江崎課長がヤキモチを妬いてくれたんだ…。
なんかすごく嬉しいんですけど。
無意識に顔がにやけてくる。
「仕事だってことは分かっているが、原に笑顔見せる千夏に、ここが会社だということを忘れそうになった」
そう言って江崎課長は困った風に笑った。
わぁ…。
どうしよう…江崎課長の困った笑顔なんか可愛いなぁ。
さすがに失礼かな?でもなんか可愛いんだよねー…。