「あれは殺したんじゃない。あたなは友達を苦しみから救ったの。それに軍もそう。苦しんでる人のためにその手を差し伸べる。それができるのは私達だけ。」 「…」 「あなたのその力守りもののため使わない?」 守りたいもの? きゃーー すどーんと大きな振動が伝わってくる。