ずっとずっと好きでした~幼なじみと私の恋愛~

「本当にすまない」




俺は返事をできなかった。




でも、選択肢はこの家に行くのただ一つしかない。





どんなに嫌でも別れてなくてはいけない。





沈黙が続いたまま家に着いた。




「ありがとうございました」




そう言って車を降り、家に入った。




母さんと父さんそれから菜緒も失うなんて……




どうすればいいんだよ。