もしかしたら優奈に嫌な人だと思われてしまうかもしれない
幻滅されてしまうかもしれない、そう思いながらも決して逃げさせてくれない優奈にわたしは昨日のことをすべて話した。
「……わたし、自分でも許せないことをした。
エースとして試合に出た彼が羨ましくて
試合に出れないことも、試合に負けたことも全部心配してくれた山内くんのせいにした」
スカートを両手で皺がつくくらいぎゅっと掴みながら俯いて、彼女の反応を待った。
「…………」
「…………」
「終わり?なーんだ!そんなこと?
茉優はどこまでお人好しなんだろうと思ってたけどちゃんと言えんじゃん。
案外、茉優の言ったことは嘘じゃないとも私は思うしね」

