翌日。
教室に入ると、「え、ちょっと茉優!大丈夫?!」と言いながらわたしの前に焦って来た優奈。
やっぱり今日は休むべきだったかな。
こんな酷い顔してるんじゃ、会う人みんなに心配されてしまいそうだ。
「だいじょ「ぶじゃないでしょ!家で一人で泣いてたんだね。昨日ずっと泣くの我慢してたもんね」」
試合に出られなくたって、茉優は女バレの一員なんだから泣いたって良かったのにと言いながら優奈は優しくわたしの頭を撫でてくれた。
でもね、優奈。
それもあるけど、わたしはその後に山内くんのこと傷つけたんだよ。
だからいつわたしの視界に入るか分からない山内くんが今は怖くて、怖くて仕方ない。
「茉優、今日さ何か用事ある?」
「特には…部活もないし」

