次のチームが来るから急いでベンチに置いていた給水ボトルを入れたカゴや救急バッグ、タオルなどの荷物を抱えてみんなでその場を後にする。
そんな中で前も後ろも横からみんなの泣き声がずっと耳に入ってくる。
相手チームからは丸くなって勝ったことを喜んでいて……。
だけど、わたしは泣く以上にショックすぎて……涙なんか出なかった。
だってまさか試合で負けるなんて
もう先輩たちと一緒に二度と戦えないなんて
3年生の先輩たちが今日でいなくなってしまうなんて
頭がついていけないくらいショックだった。
そして頭の中で何度もよぎるのは“どうしてこんな大事な時期にケガなんてしてしまったんだろう”という悔いても悔い切れない後悔だった。

