2セット目。今度はわたしたちの学校からのサーブで試合が再開された。
相手側の選手たちを見るとそこまで落ち込んでる様子もなく、しっかり切り替えてるようにみえた。
このセットを取れば次の試合に進める。
だから1セット目よりももっともっと応援しないと。
「先輩!ナイスサーブ、一本です!」
先輩は一度息を吐くと、相手のチームに向かってサーブを打つ。
そのサーブは相手の選手が体勢を崩してスライディングをしないと取れないくらい勢いあるサーブで、次の人も繋げてやっと返すようなボールだった。
それからも集中力を切らさずにサーブを打っていく先輩はサービスエースも取りながら
5-0までどんどん相手から距離を取っていてうちの学校にとっていい流れを作っていて。

