ピトリと元気の胸にくっついていると、名前を呼ばれて顔を上げる。


するとそこには、太陽よりも眩しい笑顔が待っていた。


「これからよろしくお願いします、彼女さん♪」


「……!///こちらこそよろしくお願いします、彼氏さん!!」


確かな幸せを噛みしめて、2人で一緒に笑い合う。


この人と共になら、どんな時でも笑っていられそう。


光の双子のお姉ちゃんの栞ちゃんが、私と全く同じ気持ちになるのは――――…これから約2年3ヶ月後の事だった。


「なぁーー、キスしちゃダメか?」


「ハイッ!?何言ってるの!?」









――――END――――