オレが冷静にツッコむと、想兵の幸せオーラは一気にキレイに消え去る。


「だ、だよな!きちんとオレが好きなのは君だって伝えねぇと!」


よしっ!と気合いを入れる想兵に、『本当に良かったな』という安堵感がフワーーー…と広がってゆく。


「じゃあ今日、早速田薮の家行くぞーー」


「えっ!?行くぞって、岩本君も来るの!?」


「あっ、私も行く!!」


「ハァ?小早川もかよ!?」


4人でワイワイしている中に、もう1人が加わるのも――――…あっ、いや……


もう1人や2人が加わるのも、そんなに遠い話ではないのであった。









――――END――――