私も餡蜜を食べようと、匙を持ちますが、現在、利き手である右手は、組長の手に繋がれています。
左手で、食べなければならないのですが、慣れていない手を使うのは、やはり難しいですね。
匙で寒天を掬っても、ポロッと落ちてしまいます。
なかなか食べられない餡蜜と、格闘をしている内に、組長は全てのお団子を食べ終えてしまいました。
組長が机に頬杖を着きながら、私を見ています。
「遅くてごめんなさい。退屈ですよね」
「別に退屈じゃないよ。ただ、天宮さんが食べにくそうだなって思ってね。……ああ、利き手とは逆の方で食べてるからか。
ちょっと匙を貸して」
分けもわからず匙を差し出すと、繋がれた手を餡蜜が入った器に添えられました。
組長は空いた右手で匙を取り、それに半透明の寒天を乗せると、私の口元まで持ってくる。
これはもしや、あーん的なアレですか?
「あの、組長……」
「ほら、食べさせてあげるから、早くして」
やっぱり、あーん的なアレでした!!
どこのバカップルですか!!
さすがに恥ずかしいですよ!
「早く早く」
「あぅぅ……」
組長が急かしてきます。
少し寒天と組長の顔を見比べた後、私は口を小さく開けて、寒天を食べました。
左手で、食べなければならないのですが、慣れていない手を使うのは、やはり難しいですね。
匙で寒天を掬っても、ポロッと落ちてしまいます。
なかなか食べられない餡蜜と、格闘をしている内に、組長は全てのお団子を食べ終えてしまいました。
組長が机に頬杖を着きながら、私を見ています。
「遅くてごめんなさい。退屈ですよね」
「別に退屈じゃないよ。ただ、天宮さんが食べにくそうだなって思ってね。……ああ、利き手とは逆の方で食べてるからか。
ちょっと匙を貸して」
分けもわからず匙を差し出すと、繋がれた手を餡蜜が入った器に添えられました。
組長は空いた右手で匙を取り、それに半透明の寒天を乗せると、私の口元まで持ってくる。
これはもしや、あーん的なアレですか?
「あの、組長……」
「ほら、食べさせてあげるから、早くして」
やっぱり、あーん的なアレでした!!
どこのバカップルですか!!
さすがに恥ずかしいですよ!
「早く早く」
「あぅぅ……」
組長が急かしてきます。
少し寒天と組長の顔を見比べた後、私は口を小さく開けて、寒天を食べました。


